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きみに読む物語 [The Notebook]

きみに読む物語 [The Notebook]

notebook.jpg 何だか最近”この手”のジャケットの映画を良く観てる気がする・・・。
何故かと言うと、今回のこの「きみに読む物語 [ The Notebook ] 」も嫁さんが借りて来たやつ。
内心「また”お涙頂戴”かよ・・・。」と思いつつ、以前予告を観た時に何となく気になってたのを思い出し、とりあえず観始めてみる・・・・。
と、冒頭のテロップにニック・カサヴェテス [ Nick Cassavetes ] の文字。
へ〜、これってニック・カサヴェテス監督作品なんだ〜っと感心した途端、妙に興味を駆り立てられ、それからは嫁よりも真剣に観てた。笑)
ニック・カサヴェテスと言えば、これも随分前に「 She's So Lovely 」を地元の単館系映画をよく上映してる映画館に観に行ったのだけど、たいしておもしろくなかった割に何故か後々まで尾を引くような感覚を覚えたのを記憶している。
それ以来何気に気になる監督さんであるのだが、取立てて氏の作品を観ようとは思っていなかった。

さて、内容はある意味どこにでもある恋愛物なんだけど、この映画の根底に”認知症”というキーワードがあるせいで全く普通のそれとは違った印象を受けた。
嫁は、登場人物に自分の過去の体験をオーバーラップさせて号泣してたけど、私には”恋愛”というよりも大きなものを感じて主人公達に感情移入するよりも何かと考えさせられることが多かった。
認知症という症状を間近で見た事がないので何とも言えないし、また映画の中の表現はどうしても演出的に偏った部分があるだろうことも分かるのだが、きっと死別するよりも辛いんではなかろうか?なんて事を思った。

この映画を観た人は分かると思うんですが、あのラストはあれが”奇跡”なのだと私は思いました。
やはりニック・カサヴェテス監督、只者ではないかも?

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コメント (2)

こんばんは。
我が家とは「逆」ですね…。自分は「お涙頂戴」結構好きですw 
そんで、ポロポロ泣いてしまったりします(恥)。
妻は「お涙頂戴」が嫌いなので、醒めた目で自分を見ています(汗)

TVで放送してたので、遅まきながら「ナイロビの蜂」を見ました。
それと、ようやくですが「マイアミバイス」も見ました。
ナイロビ~は、不条理な社会問題にムカムカとくる反面、奥さん
の行動の仕方にも???と感じる部分もあり悩ましい映画でした。
マイアミ~は音楽がイイですねぇ。情に流される男も嫌いじゃないです。
最後の「別れ」のシーンは渋かったなぁと感じましたが、イマイチ
相手の中国系女性(コン・リー)が好みではないのが…大汗

最後に…応援ポチッとしときます。

NOV:

flipperさん、ども〜!
遅レスすいません。汗)
それといつも応援ポチ、有り難うございます〜!!
私も本当はお涙頂戴決して嫌いではないんですが、ただ嫁のように
「さあ、泣きましょう〜。」的な感じでこられるのはちょっと・・・w
恥ずかしながら、最近のTVドラマ「東京タワー」とか見てて一人でウルウル
してたりします。笑)

マイアミバイスは、どうしても昔のTVシリーズと比べてしまって
キャスティングが若干弱かったかなあって思いましたが、映像的には
さすがマイケル・マン監督!って感じで映画自体は良い意味でTVシリーズの
興奮を呼び起こしてくれるものでした。
マイケル・マン監督作品のサントラはどれもいい感じです。
印象としては、選曲が結構”男臭い”?

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2007年03月17日 22:43に投稿されたエントリーのページです。

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